10月09日開催

ブラックボックス化したレガシーシステムのマイグレーション、AI駆動開発でどう進める?

~ハルシネーションや出力のゆらぎに備える、全量目視レビューに頼らない品質担保とは~

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ブラックボックス化したレガシーシステム、刷新したくても「何が正しい仕様なのか」が分からない

長年にわたり改修を繰り返してきた基幹システムでは、仕様書の不足、担当者への属人化、複雑化したソースコードなどにより、システム全体の仕様や影響範囲を把握することが難しくなっています。

特にCOBOLなどで構築されたレガシーシステムでは、当時の開発者や有識者の退職、技術者不足も重なり、

・「現行システムの何を引き継ぎ、何を変えればよいのか」
・「そもそも、現在動いているコードのどこまでが正しい仕様なのか」

を整理できないまま、刷新計画が進まないケースも少なくありません。

そこで注目されているのが、生成AIやAI駆動開発をレガシーマイグレーションへ活用する方法です。大量の既存コードを解析し、設計情報を再構築したり、新しい言語へコードを変換したりする作業にAIを活用することで、これまで人が多くの時間を費やしていた「既存システムを読み解く作業」を大幅に効率化できる可能性があります。

AIでコード変換できても、「そのコードを信用してよいのか?」という新しい問題が生まれる

一方、生成AIを実際のマイグレーションへ利用すると、新たな課題も生じます。同じソースコードを入力しても、AIが毎回まったく同じコードを生成するとは限りません。

さらに、一見正しく見えるコードの中に、

・元システムとは異なる条件分岐や計算ロジックが含まれる
・元コードには存在しない処理をAIが補完してしまう
・コンパイルは通るものの、業務上は異なる結果になる

といった問題が入り込む可能性があります。

ここで、多くの企業が「AIでコード変換を高速化しても、結局、人がすべてのコードを確認する必要があるのではないか?」という疑問に直面します。もし生成されたコードを全量、人間が目視レビューしなければ品質を保証できないのであれば、AIによる効率化効果はレビュー工程で相殺されてしまいます。つまり、AI駆動マイグレーションで本当に重要なのは、「AIでコードを生成・変換できるか」ではなく、「AIが生成した成果物が正しいことを、どのようなロジックと仕組みで確認するか」という点です。

「見える化→自動化→検証」で、AI駆動開発をレガシーマイグレーションへどう適用するのか

本セミナーでは、AI駆動開発を単なるコード生成ツールとして利用するのではなく、レガシーマイグレーション全体のプロセスへどのように組み込むべきかを解説します。ポイントとなるのが、「見える化 → 自動化 → 検証」という考え方です。

まず、ブラックボックス化した既存コードを解析・構造化し、処理フローやデータの依存関係、業務ロジックなどを見える化します。そのうえで、ルールベースの変換や生成AIを組み合わせながら、新しいアーキテクチャ・言語へのコード変換を進めます。そして、生成された成果物をそのまま信用するのではなく、検証ロジック、品質ゲート、自動テスト、静的解析、新旧システムの比較などを組み合わせ、品質と業務互換性を確認する仕組みを設けます。

目指すのは、人のレビューをなくすことではありません。人がすべてのコードを確認するのではなく、ロジックと品質保証の仕組みで確認できるものは自動的に検証し、人は業務判断や最終承認など、本来人が見るべき部分に集中することです。

AI駆動開発に興味はあるが、「自社では何から始めればよいか」が分からない方へ

本セミナーでは、単なる一般論ではなく、以下の論点を整理しながら具体的な進め方をご紹介します。

・ブラックボックス化した既存資産をどのように整理するのか
・AIや変換ツールを、どの工程に利用するのか
・AIが生成・変換したコードの品質を、何を基準に確認するのか
・現行システムと移行後システムの業務互換性を、どのように検証するのか
・人によるレビューをどこまで残すべきなのか

「AI駆動開発を取り入れたいが、何から始めればよいか分からない」「PoCの進め方や、コード変換の品質保証方法を知りたい」といった課題をお持ちの方が、自社での適用可否や次のアクションを具体的に考えるための判断材料をお持ち帰りいただける内容です。

こんな立場の方/こんな課題を感じている方におすすめ

・COBOLなどのレガシーシステムを保有し、具体的に刷新・マイグレーションを検討している方
・仕様書不足や担当者退職により、既存システムがブラックボックス化している方
・AI駆動開発をレガシーマイグレーションへ活用したいが、どこから適用すべきか判断できていない方
・AIによるコード変換の出力のゆらぎやハルシネーション、再現性に不安を感じている方
・「AIを利用しても全量レビューが必要なら、結局工数は減らないのではないか」と感じている方
・現行システムと移行後システムの品質・業務互換性をどのように検証すればよいか検討している方
・自社または顧客向けに、AIを活用したレガシーモダナイゼーションを提案したいSIer・ITサービス企業の方

プログラム

09:45~10:00 受付

10:00~10:05 オープニング(マジセミ)

10:05~10:45 ブラックボックス化したレガシーシステムのマイグレーション、AI駆動開発でどう進める?

        ~ハルシネーションや出力のゆらぎに備える、全量目視レビューに頼らない品質担保とは~

10:45~11:00 質疑応答

主催・共催

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協力

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